【元ガストキッチン歴5年】ガストアルバイトはきつい?待遇は?:キッチン編
こんにちは。やっくんです。
私は学生時代ずっとすかいらーくグループのガストでバイトしていました。
薬学部だったので6年間学生だったのですが、
ほぼガストでバイトをしていました。
ガストはブラックだとか、かなり重労働だとか言われていますが、
ガストで働いていてよかった点もたくさんありました。
今回はガストのバイトのことについて振り返ろうと思います!
すからーく系列「ガスト」のバイト
仕事の種類
ガストでは大きく3つに分かれます。
この3つです。
私はこの中でも、キッチンとフロアを任されていました。
キッチンは5年、フロアは3年といったところです。
最初からどっちもできるかと言われるとそうではありません。
その希望はほぼ通りますが、人手にもよります。
キッチンで応募してもフロア採用の方もいらっしゃいました。
ただ、9割は希望がかなうと考えてもいいと思います。
時給
給料としては各自治体によって時給が異なると思いますが、
その地域での高すぎず、安くない妥当な時給だと思います。
更にガストでは昇給と深夜・早朝手当があります。
昇給はある程度長く働き、店長に認められる必要がありますが、
深夜手当や早朝手当は結構出ます。
深夜に狙って働きに出る人もいらっしゃいました!
福利厚生
福利厚生は2種類あったと記憶しています。
25券
有給制度
キッチンの業務
キッチンの業務は大きく分けて3つです。
この三つですが、一番最初から調理は行います。
そしてそれと同時に食器洗いもやります。
キッチンの業務の詳細
調理
調理も2つに分かれます。
実際に食事を出す方と、仕込みです。
実際食事を出す調理
「ガストってレンチンでしょ」とか
「手抜きでしょー」とか
言われること多いのですが、
ガストは結構しっかり料理をします。
ハンバーグはグリルで焼いてオーブンで仕上げます。
ハンバーグにおいてレンチンはありませんでした。
オーダーが入ってから生肉の状態から焼きます。
私も最初は「結構しっかり料理するんだなー」と思いました。
パスタもゆでて、フライパンでソースを温めて提供
から揚げはオーダー後に生肉の状態で揚げる
ドリアはオーブンに流す
オムライスは液卵をフライパンでふわとろにする
ごはんもしっかりしてました。
ご飯は現場で炊くのですが、
炊き上げた後半日過ぎたものは使わないんです。
ガストではかなりしっかりした食材管理と調理がなされていました。
仕込み
仕込みは包丁を使うこともあります。
ここでかなり野菜の切り方や食材の扱い方をかなり学べます。
料理の基礎勉強をするためにガストでバイトするのはいいと思います。
掃除・食器洗い
掃除と食器洗いに関しては、ガストのキッチン業務の中で
調理と同じくらいの業務時間を使います。
それぞれどんな作業をするのかを記載します。
食器洗い
食器洗いに関しては、食器洗い機に通すだけではありません。
お皿についているお米は食器洗い機だけでは落ちないんです。
更に油汚れも落ちにくいので、食器洗い機に通す前に
軽く洗わないといけません。
更に詰めすぎると洗いにくいので適度な間隔で入れる必要があります。
入れる順番や、水に浸す時間、食器の大きさなど
トータル的に判断して洗う必要があります。
しかも食器洗いはキッチンのボトルネックとなりやすいので、
かなり重要な立ち位置になります。
→意外と店長がここにいることが多かったです。
掃除
ファミレスの業務の半分以上は掃除です。
ファミレスの冷蔵庫や揚げ物機は毎日掃除してるんです。
確かに大きなフランチャイズで問題が起きないようにするには
まずは掃除の徹底がされているのかもしれません。
ガストの口コミを見ていると、
ドリンクバーが汚いとか、
床が汚いとかある店舗もまれにあります。
ただ、マニュアルとしては必ず毎日掃除、
ドリンクバーは汚れたたびにふき取るということは
最初の研修の時に言われることです。
掃除に関しては非常に口うるさく言われた覚えがあります。
キッチンの辛いこと
キッチンで辛かったのは、大きく3つです。
メニュー覚え
調理のスピード
ガストは結構しっかり料理をすると先ほど記載しました。
ただ、ガストってまあまあ人が混むので、スピードを要求されます。
更にキッチンを追い詰めるのが、提供時間です。
ガストはオーダーをもらってから12分以内にお客様に提供しなければなりません。
調理と掃除の同時進行
一番きついのはこれです。
掃除をしながら調理もこなしますが、
油の処理をしていて、揚げ物が入った時の絶望感は半端ではありません…
これに関しては並列思考をしながらでないと
効率よく終えることができません。
しかし、掃除も調理も同時に進行できれば、
最高に作業効率が上がります。
キッチンをしていてよかったこと
キッチンをしていてよかったことは大きく3つあります。
日常生活の作業効率が爆上がりした
これは上述にも書きましたが、
掃除と料理の並行思考が身に付いた結果だと思います。
更にピーク時にどんな順番でなんの料理をすれば提供時間に間に合うかを
冷静に瞬時に考えないといけません。
これはビジネス本にもよく書いてありますが、
「今やるべきこと」と「今やらなくてもいいこと」を分類分けして
作業を進めると仕事が早く終わるという効率テクニックがあります。
ガストのキッチンでは瞬時に考えさせるので、
いやでも作業効率が爆上がりします。
仕事でもそうですが、日常的な家事の効率が良くなり、
自分の時間が増えたように感じます。
レストラン経営者に立ち振る舞いをほめられた
僕は料理留学に行っていた経験があるのですが、
その際にキッチンでの立ち振る舞いを褒められました。
こぼしたら拭く、後ろを通る時に声をかけるなど基本的なことですが、
この基本が非常にキッチンでは大事です。
少しの手違いで大けがになりうるので、基本的なことは研修の時に徹底的に
叩き込まれます。
この基本はどこの厨房に行っても通用するみたいです。
ファミレスのキッチンだからそうでもないかと思うと、
意外と一流の身のこなしができていたのかもしれません。
料理のレパートリーが増えた
ガストの料理を毎日見ていると料理の仕方がなんとなしにわかってきます。
どんな食材を入れて、どういう風に仕上げればいいのかなど
毎日作るのでそれがわかってきます。
から揚げはどのくらいの温度で何分上げればいいのか、
サラダは何を入れればおいしそうに見えるのか
オムライスはどうすればふわふわに仕上がるのか
ガストのキッチンはしっかり料理するので、
料理技術が上がり、レパートリーが上がって楽しいですよ!
まとめ
今回はガストのバイトについて実体験から見たアルバイトの実態をまとめました!
ガストはファミレスの中でも、一番最初にドリンクバーを開発したり、
日本で知らない人はほぼいないファミレスですよね!
そんなファミレスで働いていると嬉しいこともつらいこともたくさんありました。
でも、今でも糧になっていることや楽しかった思い出は背中を押してくれます。
是非ガスト検討している方はまずはそのガストに行ってみてはいかがでしょうか?
なんとなくその場の雰囲気を知っておくだけでも全然違うと思いますよ!
ではまた!
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